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2019-05-12

コンサート参戦記 - アンジュルム コンサートツアー 2019春 〜輪廻転生〜@札幌

2019年5月11(土)に行われた『アンジュルム コンサートツアー 2019春 〜輪廻転生〜』に参戦してきました。

祝!アンジュルム初めての北海道でのホールコンサートです。
会場は札幌市教育文化会館の大ホール。
以前、キタラジのファイナルイベントでお世話になっておりますね。

札幌市教育文化会館

この日は5月にしてはとても寒く、見た目は快晴なのに風の冷たい天気でした。
しかし、満開のエゾヤマザクラがとてもキレイで、本州より少しだけ遅れて来る春らしさが感じられる日となりました。

そして、今回は太田遥香、伊勢鈴蘭のはじめての単独凱旋公演でもあります。
フレッシュなメンバーがここ北海道から2人も加入して期待度高し!
ハロコンでの凱旋もありましたが、この2人をじっくりと見るならやはり単独コンサートでしょう。



会場となった札幌市教育文化会館は1,100席のホール会場です。

主に演劇や周辺地域の学校での活動などの発表の場として使われます。
コンサート会場としてはキャパが少なめで使い勝手は良さそうな感じなのですが、上記のように商業音楽向け以外での使用が多い会場です。
ハロープロジェクトとしては使われてこなかったホールになります。

ステージの横幅はZepp札幌とカナモトホール(札幌市民ホール)の中間くらいですが、体感的にはほぼ変わらず。
2階席の一番後ろからの距離はカナモトホールと大きくは変わらないかも。
ステージ上に備え付けではないスピーカーが設置され、2階サイド席をかわすようにちょっとだけ内側を向けてました。
演出上はこのスピーカーに隠れて死角になる場面はあまりありませんでした。

特徴はこのサイド2階席です。
札幌市教育文化会館の座席と見え方

1階席は"し列"まで傾斜がなくフラットです。(最前列は"い列"でした)
この列までは椅子のあるライブハウス並みです。
ステージ高さ的にはZepp札幌よりも見にくい会場だと思います。

図の②や③の位置にあるサイドの2階席は人間の身長分くらい1階席より高い位置から徐々に階段状に傾斜が付いています。
1階席の左右の島から見るくらいなら同じ列の2階席サイドから見た方が断然よく見える会場になります。

2階席サイドの最前列は演者から特によく見える目立つ座席です。

2年近く北海道に来てくれてなくて、2年前の記憶で言えばキャパ500人で落選者が出るくらいの人気だったのがアンジュルムです。
卒業や凱旋が絡む公演とはいえ、キャパ1,500人のカナモトホール(札幌市民ホール)では埋まらない可能性が高かったのではないでしょうか?
見た限りでは完売となった今回の札幌市教育文化会館という選択はこれで良かったんだと思います。

グッズ販売開始は11時からです。

開始1時間前の10時頃では屋外に100人居ないくらいの列が会場東口を先頭に続いていました。
その後、このグッズ列は建物の中に入り、グッズ先行販売開始時間には200人くらいに増えてました。

11時以降は販売がスムーズに進むも、後から来た客が並んでいくことで常時200人は列に並んで待っていた感じです。
遅く来たところで待ち時間は一緒って感じでしたね。
グッズ売り切れの可能性もありますので販売開始時間よりは早く来るのが良さそうな結果です。
12時くらいになると流石に新たに並ぶファンは減ってきて、グッズ列は150人くらいでした。

20分で45人とか、40分で100人くらいのペースで販売が続き、概ね1時間ちょっとの待ち時間でグッズの購入が完了です。
よっぽど遅くに着いた人以外は開場前にグッズが購入できたことでしょう。

ここ何回かの失敗から学び、開場後に中で販売されるサイン入りポスター付きCDをゲットするために早めに入場列に並びました。
開場するとすぐにCD販売コーナーへ向かいます。
取り扱いは玉光堂さんだったので、もしかしたら店頭にもサイン入りポスターが貼られるかも。(つばきライブの時に見に行くだけの時間的な余裕があればいいけど…)

で、CD販売コーナーに並んでいる間にガチャガチャが完売します。
サイン入りのCDもすぐにサインポスターがなくなる。
開場後の5分間くらいが勝負の分かれ目だったようです。
サイン入りポスターは数が少ないことが多いので注意が必要ですね。

今回のコンサートは特別なことが盛り沢山です。

前日が船木結の誕生日、上國料萌衣はアンジュルム単独で200公演目、太田伊勢の凱旋というのが重なっております。
それぞれ開演直前に昼は誕生日のお祝いコールと夜はカミコ200回コール、アンコールでは2人の凱旋コールをするという特別な公演となりました。

この特別な公演に対して、わたしは太田遥香だけを見るというスタイルで臨みました!

今年の冬に行われたハロコンでは、定期公演で全然気付くことが出来なかった太田遥香のダンスセンスの良さや跳ねるような楽しくなるようなリズムが感じられて、何か凄く良くなってるぞと思っていました。
それが確信に繋がったのが『恋はアッチャアッチャ』のミュージックビデオです。
キーワードは『稲場愛香』『振り入れではない基礎のダンスレッスン』『アイソレーション』『リズム』でしょうか。

ここに来て研修生時代の色んなレッスンの成果が爆発するとは思ってもいませんでした。

歌割りがほとんどない新メンバーが後列の端を左右に行き来しているのを目で追う感覚。
グループ内で一番移動距離が長くて、後ろで目立たないがずっといい表情で頑張っている姿を見ること。
懐かしい感覚です。
これは「佐藤優樹」という才能を見付けた喜びと一緒です。
ぼくは「太田遥香」を見付けました!
初期の佐藤優樹を見ていた時のものと重なります。

太田遥香の憧れの先輩は佐藤優樹です。

今日のはーちゃんの動きは佐藤優樹フリークを感じさせる動きが満載でした。

とにかく回る。
くるくる回る。

やっていることが佐藤優樹と一緒で後ろとか端の方で先輩メンバーに見つからないように余計に回っています。
新人なのに、アンジュルムなのに大丈夫か?と心配になるほど本来の振り付けにない動きをしてました。

回転する際の初速、勢い、ステップなどが非常に綺麗なので回転で浮き上がるスカートが誰よりも美しい動きをしています。

1曲目の間奏直前の上下動なんかもすごく綺麗でした。

大器晩成では歌詞に合わせて僕らの方へ向けて手で「掴む」を表現してたり、何か指をくるくるやってるなと思ったら歌詞の「ひっくり返す」の表現だったりとしています。
振り付けをアレンジするなと怒られてないか心配になるくらいです。

大器晩成ではあの高さのヒールを使いこなし、ヒールのかかとを使ったステップの身のこなしが絶妙でした。
北研時代に賞が取れなかった?ポンコツ扱いだった?最弱メンバーだった?
全然そんなことないですよ。
ぼくにはちょっと音痴な佐藤優樹って風に見えています。

序盤、左耳を気にしてずっとイジっていて、こんなところまで一緒?と思いましたが、イヤリングに違和感がある様子でした。
好きな四字熟語では自分のことを「天真爛漫」と書いてある記事を見付けて「天真爛漫って何かなあ?」とやってるボケぶりがはーちゃんらしい。
昼公演ラストの『夏将軍』でテンションが上がりすぎてタオル振り回しで桃奈に当てまくり当の本人は気付いていないというところもLOVE!
感想MCでは、タオルをぶつけられていた笠原桃奈が「わたしはサンドバッグでも構いませんよ」と。

今回の戦利品はこちらです。

まずは太田遥香のサインが入ったポスター。
アンジュルム太田遥香のサイン入りポスター

身につけるもの以外に買ったグッズはこれらの生写真のみです。
アンジュルム コンサートツアー 2019春 〜輪廻転生のグッズ写真

PS
お客さんは道外が4割くらいと残念な結果。
遠征で来てくれる方々がいないとホールコンサートは成立しないようです。
「また北海道でやりたい」を連呼するメンバーに対して、自分が居なくなった後の北海道公演について「ライブハウスやホールなど…」と割と冷静に見ている和田彩花。
しばらく北海道に来てくれなかったグループですので、また地道に定期的にライブをやってくれることを期待しています。

PS2
多分、公式のペンライトだと思うのですが、船木結のメンバーカラーがかなり黄色成分多めでした。
太田遥香と被る部分があるのでわかりやすく区別を付けたかったんだと思うのですが、あまり良い色には見えません。
お好みで調整してみて下さい。

PS3
ここ1,2ヶ月でメンバーから残念な発言が続きました。
ミュージックビデオのメイキングで監督さんが色々な場面設定や撮影場所を選んだ理由を話していたり、レコーディング映像なんかで大人が楽しそうに楽器演奏しながら音を作っていたりコーラス入れてたりを見るのが僕は本当に大好きなんです。
ですので、それぞれのポジションで色んなことを考えて作ってくださる方々への敬意がない発言には相当モヤモヤが溜まっていました。
コンサートではそのモヤモヤが吹き飛ぶような内容で非常に楽しかったので良かったですが。

今後、メンバーと周辺のスタッフの両輪が上手く機能していくことを祈っています。

[後日追記]
朝4時くらいから書いた文章なので酷く読み辛いw
少しだけ本文をセルフ校正しておきました。

コンサートの演出に関して。
ここ数年のアンジュルム武道館とか個人的には手抜き感が強かったのですが、今回はレーザー光線を多様した演出が見事でした。
セットリストや上手くチカラを抜けないあたりはまだまだな感じもありますが、2時間を切るくらいの怒涛の公演ならアンジュルムはやはり楽しいです。

衣装チェンジのためのトークコーナーがやっつけ感が満載で本当に単なる時間稼ぎだったのが残念なポイント。
一度、船木結にカントリー時代みたいな台本を書かせてトークコーナーを仕切らせても面白いかもしれません。

[追記2]
なんとなく過去のチケットを眺めていると札幌でのハロコンはずっと「主催:STV」となっていることに気付きました。
娘。はHTBが入っているのが一度だけあり。
遠征したコンサートではテレ東さんだったりするのもあったかな。

北海道メンバーが2人も加入しましたので、何かの機会で北海道に呼んで頂けるようなグループになると良いですね。

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