2019年10月24日にZepp Nagoyaで行われた『宮本佳林 LIVE TOUR ~Karing~』に参戦するため北海道から遠征してきました。
LCCを使わなくてもスカイマークやAIRDOでも6千円くらいで行けることもある名古屋。
東京や大阪よりも安く行けそうだったことや、初のソロツアーの千秋楽ということで無理して遠征してみました。
*遠征にかかった費用とかは別の記事にまとめる予定
正直言ってソロツアーが発表された当初は、どんなセットリストなのか?生演奏なのか?そもそもハロープロジェクトの曲を演るのか?誰か研修生でもバックダンサーとして出るのか?Juice=Juiceメンバーはゲストとか一切出演しない?公演時間はどのくらい?などなど一切の情報がない状態でのチケット申し込みで不安一杯でした。
しかも、あまりにも大きな会場だったので失礼ながらガラガラだろう…と思ってしまい、なぜだが行かなきゃいけない使命感みたいなもんが湧いてきて申し込みしていました。
でも、結果的に東京は落選者が出るくらい会場を埋め尽くすファンが詰め掛けたし、千秋楽の1日前で平日という不利な状況の大阪では椅子Zeppだったようですが名古屋は椅子なんか出せないくらいのファンがぎっしり。
ハロープロジェクトのグループに所属しつつソロツアーをやるという前代未聞の試みは大成功で終わったんじゃないでしょうか。
で、個人的なざっくりな感想を先に書くと行くべき公演だった、行って良かった、これを見ようと思ったのは正解だった、になります。
『宮本佳林 LIVE TOUR ~Karing~』ツアーはグッズ争奪戦です
事前に東京や大阪での様子をウォッチしていて、このソロツアーのグッズがとっても少なく争奪戦だということは分かっていました。比較的早い時間の飛行機での移動を選択していたワタシは午前中に中部国際空港セントレアに降り立ちます。
この日の名古屋の予報は曇りだった気がしますが名古屋-Zepp間の途中で雨が降り始めたので急遽コンビニに寄って傘を購入。
会場に着くと午後1時頃です。
この時点でグッズ列はZepp Nagoyaの入り口がある角を先頭にやっと20人を越えたくらい。
午後3時からのグッズ先行販売をひたすら待ちます。
販売が始まり前へ前へと進むわたし達。
建物の角まで来てやっとグッズを目にした時に驚愕します!
ほとんどTシャツ残ってないやん!!!
残る残らない以前に最初から段ボール1個にTシャツ全サイズ収まっていたんじゃね?
Tシャツ複数枚買ったファンは1人くらいしか見かけなかったのでSMLXLが各10枚あったかどうかも怪しいくらいです。
Lは僕がラスト1枚だったかも…
これだと無理して普段とは違うサイズを買った人もいたんじゃないかな。
品薄と噂されてたタオルも最初から残りわずかでした。
(タオル曲がないことと金銭的な問題でぼくはタオル買いませんでした)
キーホルダーやシリコンバンドも割と早い段階で売り切れた模様。
ぼくが買い終わってから見たグッズ列は高架橋の下まで伸びていたんですが、そのほとんどが欲しいグッズを買えなかったと思われます。
せっかくのソロツアーなのにひどすぎ。
グッズ列で驚いたのが全くスタッフが誘導しない整列させないこと。
ちょっと人数カウントして眺めて帰って行っただけ。
そのあとの入場整列でもそうですが北海道では考えられないようなスタッフの少なさといい加減さ。
あれでよく揉め事が起こらないよなと。
開場時間の30分前には着いたと思うのですが全く案内なし…
どこに何時から整列させるのかもわからないですが、雨の中で隣の建物に避難して指示を待ちます。。そのうち歩道にコーンが並べられざっくり100番単位で待ってろ、と。
しかし、前の方の列以外は百人単位に対して1人もスタッフがいない状況。
開場時間になるとやっと10番単位で少しづつですが前へ誘導されます。
この時点で何となくざっくり10人くらいで動いてる状況。
で、入り口近くでちゃんと順番にするのかと思いきやそのまま入場。
10人くらいに横入りされてる感じなんですが…
いや、そもそも誰もチケットの番号順に並んでいるか確認していませんよね。
200台と300台あたりの似たような数字なら100番くらい前にジャンプアップ出来そうなくらい酷かったです。
女性限定エリアは前方ブロックの上手側半分というなかなかの高待遇。
男性エリアに埋もれながら後ろを見ると2階ファミリー席はまだ入場していなくて、みんなで「あっちの方が見やすそうでいいなあ」と眺めていました。
ファミ席の入場は最後だったのかな?
1階後方のPA卓の横は車椅子席だったように見えました。
開演前の楽しみはハロプロエッグの絆です
竹内朱莉、勝田里奈、高木紗友希、宮本佳林の4名が開演前の注意事項VTRに登場するってことは聞いていて楽しみにしていました。勝田里奈に関して言えば卒業後だっていうのに普通に何気なくハロプロ仕事に出演しているんだから驚きです。(収録は卒業前だったんでしょうか)
変わらない勝田里奈が見られるのも嬉しいところ。
VTR中では数々の迷惑行為を再現していくメンバー。
「誘導灯や長いサイリウム…」の注意事項では4人が誘導灯でジェダイの騎士をやっていたりw
ファミリー席の説明では赤ちゃん言葉な竹内&宮本が「見えな~い」と拗ねてるし。
会場で暴れる場面では竹内&宮本による「さやーず」ブートキャンプwww
後ろ向きでVTRに映る宮本はプリントを後ろの人に配る動き。
竹内はヨガ体幹ポーズしていましたが最後は勝田によって強制退場させられたりして。
あのVTRだけでも今すぐ売って欲しい。
公演はJuice=Juice曲から始まります
セットは生演奏のバンドさんを隠す左右にスライドする板と高い位置にあるモニター画面くらいで比較的簡素。バックダンサーさん4名とギター、キーボード、コーラスのバンド帯の皆さんが楽曲によって登場するスタイルでした。
生バンドのギターで演奏されるJuice=Juice曲がまた違った迫力を持っていたり、自前でJuiceのアルバム買っちゃうくらい好きと言ってくれるキーボードさんやCD音源のコーラスや仮歌などで楽曲制作にも関わっているコーラスさんなどなかなか良いメンバーさんでの公演です。
宮本佳林本人による作詞や作曲のものもありますし、外部の方による曲もあります。
モニターに作詞作曲さんが映るのですが、複数の曲で編曲がSCRAMBLESさんだったくらいしか思い出せません。
そんな中で1つだけ強烈な印象を残した曲が我らが札幌のシンガーソングライター山崎あおいさんによる曲でした。
たしか『氷点下』という曲だったと思います。
遠くにいる好きな人の住む地域の天気予報まで見てしまう。そっちは氷点下なんでしょ?
そんな歌詞から始まるちょっと切なく優しい感じのラブソングでした。
登場した時から目があったような錯覚。
わざわざ北海道から来たバカを見てくれてるような錯覚。
たまたま中央付近の目線が合いそうな方向に居ただけなのですが、それでもこの歌をこっちの目を見て、氷点下の地域から来たぼくを見て歌ってくれたような錯覚は泣けてきました。
この勘違いだけでもう十分過ぎるほど幸せ。
中盤には宮本佳林の成長を本人の子供の頃の写真と共に振り返り、その当時の歌を披露していくコーナーあり。
松田聖子も月島きらりもコピンクもありましたね。
続く後半から終盤のオリジナル楽曲たちなんですが、全体的な歌詞やストーリー、主人公の設定がある何かしらの方向性を持っているように感じます。
これまでハロプロを卒業していった色んなメンバーがそれぞれのキャラクターのあった楽曲群を手にして来たように宮本佳林は宮本佳林らしい楽曲を手にしようとしている最中のようです。
クリスタルボイスと松田聖子さんへの憧れから来るイメージとはちょっと違った宮本佳林らしさを持った”こじらせ”具合がイイ感じ。
鈴木愛理が"こじらせ"たり妄想女子したりするのとも違う感じだし、道重さゆみがいつまでも道重さゆみであり続けるのとはまた違う。
宮本佳林という表現に色んな期待が膨らむようなコンサートでした。
千秋楽ということでダブルアンコールもありましたね。
そこでは段々とお客さんが減っていったという「やばかった」ハロプロエッグ時代のことを思い出してのエピソードも。
東名阪を回っていてお客さんが減っていく中で自分たちはただ全力でやっていただけの時代。
こんな風に新しいことに挑戦させてもらえるなんて思っていなかった、なんて話も。
佳林「デビューの時っていうのが一番忙しいんですよ、全国まわったり…」
佳林「わたしはそんな中、骨折してしまった状態でスタートして、移動するのにも本当に大変で…」
とデビュー当時のことを振り返ります。
研修生時代から厳しいことで有名なマネージャーさんにおぶさってステージに上がったり、というエピソードについても語っていました。
最近だと北研定期公演でお見かけすることもありましたし、この前BEYOOOOONDSがZepp Sapporoに来た時にも札幌に来ていた短髪の厳しそうな顔立ちの女性マネージャーさん。
このマネージャーさんがJuice=Juiceデビュー当初のアリオ札幌でのミニライブの時に佳林を背負ってステージに立たせたのが昨日のことのように思い出せます。
今回の戦利品はこちらです。
PS
帰りに立ち寄ったタワーレコードさんで見つけたサイン。
PS2
Zepp Nagoya周辺のトイレはここが良さそうでした。
ただ、ここのテナントはほとんど撤退してて空きだらけ。
PS3
ライブ後はホテルの近くにある想吃担担面というお店で汁なし担々麺。
厨房は中国か台湾の方がやっていて、食べてみても納得の味でした。
もしかしたら本格的過ぎて駄目って人がいるかもしれませんが、ぼくには超好みの味。
PS4
中部国際空港で北海道フェアをやっていたようで、その近くに貼られていた北海道日帰り旅行プランがこれですw
PS5
会場内のペンライトの色が様々でした。
Juice=Juice公式ペンライトですら発売時期によってパープル寄りだったりバイオレット気味だったりするし、ぼくのように勝手にカラーチューニングした変な人もいるし。
「紫」の範囲が広すぎて人によってはホットピンクじゃね?ってのもあったりしました。
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