キングブレードの改造、OHPフィルムなどによるアレンジの小ネタ
LEDペンライトのチューブの中に推しの名前を印刷したOHPシートを入れるアレンジがありますよね?
最近ではチューブの外に印刷した透明シールを貼り付けるタイプのものを作ってくれるサービスもあるとか。
自分だけのオリジナルサイリウムは推しへの愛を表現するのにピッタリ!
一番スタンダードなのは印刷したOHPシートをカットしてキンブレのチューブ内に入れる方法ですよね?
でも、待って下さい。
それ透けてませんか?
サンハヤトの感光基板を使って電子回路基板を作ってきたオッサンなら知っているはずです。OHPシートに印刷した黒インクなんてスカスカで光を透過させてしまうことを。
実際にOHPシートに印刷させてみてどうでしたか?
印刷した時と現実に光らせた時のギャップはないですか?
黒く印刷したってことはペンライトのLEDの光を遮光して文字や模様を作りたかったんでしょ?
だったら透過率のないインクを使わないと。
[2018-12-01追記]
先に言っておきますが以下に書いたのは低コストなアイディアです。
最強なのは自動車向けのステッカーなどで使用されるカッティングシート。
明るい色には遮光性の高い黒。
濃い色に対してはシルバーのメタリックなどでカッティングシートを使用すればLEDペンライトとカッティングシートの遮光性との間で最高のコントラストを見せてくれることでしょう。
カッティングシートの豊富なカラーバリエーションも様々なアイディアを実現させてくれると思います。
WEB上の業者へ頼むとペンライト1個分くらいのコストがかかりそうですがw
そこで活躍するのが水性サインペンのポスカです。
もったいぶっておいて、やることが印刷じゃねーじゃん!と怒られることでしょうwええ、そうです!
手作業です!!
手書きです!!!
印刷したOHPシートの黒い部分をポスカ極細を使ってなぞりましょう。
ポスカのペン先はソフトプラスチック。
硬いペン先で塗料を塗っているような感触ですので慣れるまでは紙で練習して下さい。
ポスカは抜群の遮光性。
下地の色に影響を受けない隠蔽性がサイリウムのLEDと黒い文字とのコントラストを強めてくれます。
透明なフィルムに直接文字を書いた試作品がこちらです。
これなら何を書いてるか読めるでしょ。
PS
あの時、このペンを使っていれば狭い空間を引き回したGNDパターンも切れずに描画できたのに…
PS2
文字や図形ではなく写真を素材にしてOHPフィルムへ印刷しチューブ内に入れる場合なんですが、おそらく薄手の紙に印刷した方がよくインクを吸うので上手く発色するのではないかと思ってます。
思っているだけ。
LEDの光は十分に強いので光沢紙や厚紙でなければ問題なく透過するような気がしてます。
気の所為かもしれません。
実験してないので全く保証できないアイディアですが…
PS3
家庭用プリンターで印刷する時の設定には気をつけて。
CAD用なんて設定項目を使うと線を細く描くためにインクの量が減ります。
ベタっと塗ってくれる設定を見つけてから本番の印刷をしてみましょう。
2019年3月追記
公式ペンライトはキラキラのシートに直接印刷されているようです。この印刷は個人がインクジェットプリンターでOHPシートに印刷するのよりも十分に濃いものとなっています。
では実際に比較してみましょう。
AIRI MANIAの公式ペンライトの上からOHPシートへ印刷したものを重ねています。
上のAの文字だけOHPシートの裏側から黒のポスカでなぞったものです。
キンブレ対応を謳っている専門業者であればもっとキレイな印刷が出来るのかもしれません。
たとえ業者に頼んだとしても、あとになって出来栄えに不満が出た場合の補正用として「ポスカ」という選択肢があるということだけ覚えて帰って下さい。
使う場合は塗料が乾かないうちにチューブに入れないようにだけ気をつけてね。
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