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2018-10-12

イベント参戦記 - 創世スクエアHTBまつり(札幌文化芸術劇場 hitaruとわくわくホリデーホールを比べる)

2018年10月12日にさっぽろ創世スクエアにて行われた『創世スクエアHTBまつり』に参戦してきました。


祝!さっぽろ創成スクエア開業!
そして、オープンしたての「札幌文化芸術劇場 hitaru」に無料で潜入しカメラ撮影できる絶好のチャンスです。
2019年2月にはハロコンが行われるということで偵察がてらイベントに参加してきました。

創世スクエアHTBまつり

全4回にわけてhitaruの座席や見え方などを解説していきます。


第1段であるこのページではわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)との比較で、ステージまでの距離、近さ、遠さを比べています。
また、1階席の色々な場所から撮影した写真とオーケストラピットや最前列についても。

まず最初に札幌にある各コンサートホールの比較をして新劇場の何が凄いのか確認していきます。


・ニトリ文化ホール(2018年閉館)
ハロープロジェクトのコンサートやモーニング娘。コンサートでよく使われた会場ですが、2018年の秋に閉館となりました。
最前列の座席から舞台までの間にオーケストラピットが存在し、POPSのコンサートでは使用されないため最前列の座席から舞台までフラットな床がおおよそ5mもの空間が出来てしまいます。
客席からステージが遠い会場です。
また、1F最後列からの距離も遠いです。

比較のためにニトリ文化ホールの客席断面図のpdf資料をダウンロードし、Acrobat Readerのものさしツールで距離を測ります。
どのホールも1階フロアだけで比較ていきましょう。
ステージの一番手前から1階フロアの客席最後列の椅子の背もたれまで34mくらい。
この1Fフロアでの座席数が1718席

この2つの数字をコンサートホールとしての見やすさの指標として比較していきます。

わくわくホリデーホール
ニトリ文化ホールよりは収容人数が少ないですが比較的新しい会場でステージまでの距離も近いため好印象なホールです。

ステージから最後列までの距離が26.7m
1Fフロアの座席数は1170席です。

札幌文化芸術劇場 hitaru(2018年10月開業)
ニトリ文化ホールが閉館となるため新しく建てられた会場です。
本格的な舞台用に設計されており、奥舞台が設置されており客席よりもステージの奥行きの方が広いという会場です。
上手舞台、下手舞台、奥舞台を駆使して予め用意した舞台セットを移動させることで素早い場面転換が可能となる本格派になっております。

この会場ではステージに音響反射板が設置できます。
ポップスのコンサートであれば奥舞台は必要ありませんので音響反射板ありの構成になることと思われます。

また、オーケストラピット部分に客席を設置することも出来ますし、逆にオケピを埋めてステージ(前舞台)とすることも可能です。

オーケストラピットをステージの一部として使用した場合ですと、ステージから最後列までの距離がぐっと近くなり27.6m1089席になります。

オーケストラピットに客席を設置すれば最後列までの距離は長くなるものの、ニトリ文化ホールのように最前列からステージが遠いということはなくなります。
この場合では33.2m1264席です。

距離のわりには座席数が少ないのは後方の座席が円形に配列しているからです。
数字以上に見やすいのではないかと思います。

ニトリ文化ホールの代わりということで総座席数は2302席。
わくわくホリデーホールの1500席よりは大規模な公演を行うための会場になります。
その割には1Fの座席数がわくわくホリデーホールと大差ありません。
これは2階、3階、4階まである4層構造になっているからです。
この劇場はどこからでも見やすい作りになっていると言えます。

札幌文化芸術劇場 hitaruとわくわくホリデーホールの比較

1Fフロアに関して言えば札幌文化芸術劇場もわくわくホリデーホールもそれほど変わらない座席数です。
それぞれの座席表を見ながらどこが違うかを確認していきます。
1F前方エリアで言えば新劇場の方が横方向が狭く、座席数を少なくしていることが分かります。
2層目以上のフロアで横から舞台を見られる構造になっていることが原因と思われます。
その分、後方の座席数が広く多めです。

図面を重ねてみましょう。
いつものように作業が雑ですwww

札幌文化芸術劇場hitaruとわくわくホリデーホールの座席

青色わくわくホリデーホール赤色新劇場です。
円形に配置された一番後ろ側のエリアの分だけ広く、ステージから遠くなっていることが分かります。

わかりやすく抜き出してみましょう。
新劇場はわくわくホリデーホールより1F前方エリアの座席数が少ない分、後方に多くの座席が配置されています。
約300席がわくわくホリデーホール最後列よりも遠くのエリアに配置されているように見えます。
ただ、実際に断面図で確認した時の距離の差は6.5mですので、傾斜などの差でもっと近くに座席があったり見やすかったりするものだと思っていいと思います。

札幌文化芸術劇場 hitaruの後方座席

札幌文化芸術劇場 hitaruの各フロア、座席からの見え方を紹介します。


各写真の左上に撮影した場所を座席表に赤丸つけてます。

1階席前方(5Fフロア)

・L1(5F)入り口
会場への入り口付近、1階席の前方と後方を分ける大きな通路からの写真です。

L1(5F)入り口からステージを見た写真
札幌文化芸術劇場 hitaru L1(5F)入り口からステージを見た写真

L1(5F)入り口から1階席後方を見た写真
札幌文化芸術劇場 hitaru L1(5F)入り口から1階席後方を見た写真

L1(5F)入り口から4階席までを見た写真
札幌文化芸術劇場 hitaru L1(5F)入り口から4階席までを見た写真

・L側の通路

L側通路最前列からステージを見た写真
札幌文化芸術劇場 hitaru L側通路最前列からステージを見た写真

L側通路のオーケストラピットの継ぎ目
札幌文化芸術劇場 hitaru L側通路のオーケストラピットの継ぎ目
この下に空洞があり、オーケストラピットを使う場合は穴ぐらの下に6列目までの座席が格納されます。
こんな場所でジャンプしたら施設を破壊しますよね。

公式の舞台図面を拡大するとこんな感じに座席が埋まるようです。
最前列にいるピンチケ、厄介を厳しく指導しておかないと大変なことになりそうw
札幌文化芸術劇場 hitaruオーケストラピットの図面


・座席番号 1-3列-11

座席番号 1-3列-11からステージを見た写真
札幌文化芸術劇場 hitaru 座席番号 1-3列-11からステージを見た写真

[2019-02-25追記]
2019年冬のハロコンに参戦してきました。
1-3列目は座席がなく4列目が最前列の座席となっていました。
ジャンプ禁止のアナウンスはありませんでした。

1階席後方(6Fフロア)

・L側通路25列(AB席との境界、段差部分)

L側通路25列からステージを見た写真
札幌文化芸術劇場 hitaru L側通路25列からステージを見た写真

・1階席後方の出入り口付近からの写真

L2(6F)から目線高さの写真
札幌文化芸術劇場 hitaru L2(6F)から目線高さで撮った写真

L3(6F)からステージを見た写真
札幌文化芸術劇場 hitaru L3(6F)からステージを見た写真

R3(6F)から目線高さで撮った写真
札幌文化芸術劇場 hitaru R3(6F)から目線高さで撮った写真

R2(6F)から目線高さで撮った写真
札幌文化芸術劇場 hitaru R2(6F)から目線高さで撮った写真

改めて写真を見ていると目線の高さとステージの見え方が気になります。
ハロープロジェクトでよく使われるセットだと舞台上のセットの高い位置に立ったメンバーが客席から見えないのでは?
[2019-02-25追記]
2019年冬のハロコンに参戦してきました。
1LBと1RBの左右各35席はやばいです。
セットの高い位置に演者が立つと全く見えないですね。


写真が多くなり過ぎたので2階席以降のお話は別なページにします。

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