ルイファン・ジャパンの最新型LEDペンライト『キングブレードX10 V』を購入しました。
これまでのキングブレードX10 iii neoと比べてどこが良くなっているのか気になるところです。
特にハロープロジェクトでは多くのグループと細かすぎるメンバーカラーからデフォルトカラーの15色だけでは対応しきれません。
公式なペンライトが確実に発売されるとは限らないため、キンブレのカラーチューニングが必須になります。
この新作から色の順序のパターンをメモリ1とメモリ2へ別々に登録できるようになっています。
例えば、メモリ1をモーニング娘。で登録し、メモリ2をオープニングアクトのハロプロ研修生北海道にするという使い方が可能です。
ゲストアクトやチャレンジアクトとして別グループが登場する時にメモリパターンの選択を行うと非常に便利じゃないかなと思います。
今回は到着日と価格を考慮してヨドバシカメラ.comで予約購入。
既にスペアチューブが何個もあるのでまだ持っていないスモークチューブ版を注文しました。
発売日に発送されたものの東京からの配送だったため中一日で北海道に到着です。
もし、4/19に発売になってすぐにネット注文していれば東北のヨドバシカメラからの発送になり翌日には届いていたことでしょう。
また、スーパーチューブであればヨドバシカメラ札幌にも在庫があったようで予約してなかった方が先に届いていたと思われます。
Amazonでは早いうちに売り切れてたりもしましたので難しい判断だったかもしれません。
早速レビューしていきましょう。
これまでのカラーチューニング対応キンブレとの基本的な変更点は次の通りです。
- Bluetoothによるブレードリスト転送の対応(ほとんど全てのスマートフォンが対応機種になる)
- Hot Button(推し色へジャンプ)機能が搭載
- 本体に登録できるメモリー機能(色順・色数)が2個に増えた
- アプリが新しくなり若干使いやすくなった(カラーバーの左右にプラスマイナスボタンが付き微調整が楽になった)
- QRコードはキンブレX10-3と互換性はなくKBX5専用のQRコードとなる
購入を検討している方は新しいチューニングアプリをインストールして使い勝手を試しておくと良いと思います。
これまでのキンブレ3用アプリに未発売のキンブレONEなどの表記がありましたが、キンブレ5対応のアプリはアップデートではなく別アプリになったことに注意!!!
アプリ名が『KingBlade BLE』となり、アプリ提供者の名前が全部大文字の『RUIFAN』に変更となっているのでGoogle Playで検索する場合はよく注意して下さい。
新アプリのトップページにある「詳しい使用説明はこちら」はリンクが切れているので注意しましょう。
公式サイト使用方法へのリンクはこちらです。
では、開封の儀をすっ飛ばして本体、ハードウェアのレビューに行きましょう。
持ち手の本体部分はプラスティック製ですがX10-3の白から半透明半透明もしくは無着色のプラスチックの本体になります。
某所で「色ムラ」と書かれていましたが色を付けていないので色ムラとはいいませんねw
明確な着色がされていないので半透明で、電池がわずかに透けて見えることがわかります。
このため、本体側への漏れ光が発生しております。
写真を撮るとこんな感じです。
金色リングの逆方向にも赤い光が漏れているでしょ。
技適マークは電池ボックス内にありました。
R006-000715が認定された番号なのでしょう。
一番気になっていたのは採用されたLEDがどの程度良くなっているかです。
これまではRGBWのLEDを使用していたため、赤と緑の間にある色の発色が良くはありませんでした。特に黄色が駄目。
これはRGBWの4つのLEDチップが独立して搭載されているからと、それぞれのLEDの指向角が全然違うことに起因します。
4つの色が上手く混ざり合わないんです。
キングブレードX10 Vの発色についても確認しましたが、残念ながらこれまでの製品とほとんど同じ特性でした。
レンズ部分の設計も一緒でしたしね。
照射実験の写真を示します。
この時の設定は黄色です。
中央付近に黄色く見える部分があるものの、その外側に上手く色が混ざり合わない範囲があり元の色である赤色や緑色が確認できるかと思います。
あと気になった点ですが、旧製品よりも赤色LEDの出力が抑えられているように見えました。
これまでのR:255よりキンブレX10-5のR:255の方が出力が若干弱そうです。同じ設定値を使っても黄緑、黄色、オレンジ、ライトオレンジ、ゴールドイエローあたりでキンブレ3との色味に差が発生しております。
もしかしたらLEDの個体差かもしれません。
当面はキンブレ3と同じRGBの設定値を使いながら様子を見たいと思います。
既に書いたようにQRコードは流用できません。
過去の記事にキンブレ5用のQRコード画像を追加しておきました。
キンブレ3とはちょっとだけ違って見えるかもしれませんので、ご自分の感覚で微調整を行って下さい。
PS
上記の発色の理由からもド本命はキングブレードONE1RBです。
RGBYWと黄色LEDを搭載してカラーチューニング対応が発売される7月下旬を楽しみにまっています。
PS2
キングブレードX10 Vの方が暗いとの指摘がありますがデフォルト設定が省エネだからだと思われます。
発売日時点でアプリが未提供のiPhoneユーザーがろくな検証もせずに短絡的な発言をしているだけなのではないかと思いますので注意しましょう。
X10-3アプリとX10-5アプリでの各色のデフォルト設定値を下にまとめました。
これだけの差があれば暗く感じるでしょうね。
PS3
Bluetoothがなかなか認識されずインストールボタンが押せないことがあります。
原因は干渉のようです。
まず、ご自分のスマホがキンブレ以外の機器とBluetoothで繋がっていないかをよく確認します。
ワイヤレスイヤホンなどは電源を切っておくべきです。
次に他の人のBluetoothです。
チューニングし忘れてコンサート会場に入場した後から転送しようとするととんでもない目にあいます。
全然認識しなかったり、繋がってもデータ転送が低速過ぎて終了しなかったりすることを確認しました。
なるべく事前にご自宅でチューニングを済ませておいてから出陣しましょう。
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